二度目の不起訴
2010年 05月 21日
マスコミは検察審査会は国民の視点で不起訴不当とし、検察は専門家として起訴する以上は裁判で勝たなければならないのが、結果が別れた理由だと解説。
そこらあたりは、それでもいいが、なぜマスコミは記者会見で、検察は事情聴取で聞くべき事を聞かないのだろう。
記載するなと指示したのは誰かと聞いても「指示していない」、「指示はなかった」と答えられるだけだろう。
それより、当該土地や建築物は誰の指示で買ったのかを聞かなければならないのでは。あの土地を買おうとかあの建物を買おうとか、石川等陸山会関係者が話し合って購買を決めたのか。
まあ、何事も小沢の意志次第といわれるのだから、そんな事はあり得ないはずだ。
「あの土地を買っておけ」という指示がなければ勝手に「資金」を使えないだろう。
そんな事をすれば「俺のカネを何に使った」と怒鳴られるかもしれないのだ。
誰の指示で買い、誰の指示で資金を工面したのかは、誰の指示で虚偽記載をしたのかより小沢の関与を決定づける重要事だと素人は思うのだが。
検察のリーク情報としてマスコミに出てこないのは、それをしていないというわけだ。
しかし、次の日刊ゲンダイは「党総書記 破竹の連覇」、「無謬の総書記への悪意ある動きは封じられた」とか病的な記事を書くのだろうな。
ついでに「反小沢派や小沢を批判する連中は夜道に気を付けた方がいい」とか書いてくれれば、その立場が鮮明になるのだが。