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真贋を問い疑問に感じた事を口に出したい


by neruumitubame

孔明ほどで無くても

 諸葛亮孔明

 諸葛 亮(しょかつ りょう、181年 - 234年)は、中国後漢末期から三国時代の蜀漢の政治家・武将・軍略家・発明家。字は孔明(こうめい)。

 司隷校尉諸葛豊の子孫。泰山郡丞諸葛珪の子。諡は忠武侯(ちゅうぶこう)。蜀漢の建国者である劉備の創業を助け、その子の劉禅の丞相としてよく補佐した。伏龍、臥龍とも呼ばれる。今も成都には諸葛亮を祀る武侯祠があり、多くの観光客が訪れている。

 以上ウィキペディアより。

 コーエーというゲーム会社は利益優先らしく、あまり売り上げにつながらないMac用ゲームソフトは販売していない。

 しかし、20数年前には何種類かのゲームを出していた。

 例えば、「信長の野望」シリーズであり「大航海記?」だった。

 その貴重なゲームソフトの中に「太閤立志伝」と「三国志」がある。

 太閤立志伝は後に関白秀吉となる木下藤吉郎の立身出世をゲームにしたものだ。

 始まりは、尾張を通過して京に上ろうとする今川義元を桶狭間で討ち果たし、女房寧々の所に戻った藤吉郎が信長から登城を命じられて足軽頭に任命されるところからだ。
 
 このゲームをコーエーは「販売額が少ないから」という理由で、新しいソフトを販売しない、たぶんそういう理由だろう。

 「三国志」もそんな理由から発売されないのだと思う。

 その三国志は曹操、孫権、劉備の3傑といわれる人物が主人公だ……と思う。

 その劉備に三顧の礼で迎えられたのが「諸葛亮孔明」だ。

 後に「死せる孔明 生ける仲達を走らす」という逸話で有名な人物だ。

 この逸話は各人が検索して下され。

 逆質問で相手の質問を遮る、あるいは論点を変える、自分への不利な展開から逸らすというのは、小沢一郎がもっとも得意としていた、あるいは小泉純一郎のように親子三代の身に染みついた「香具師」の典型的詐術なのだが。

 つまり、ヤクザ者の典型的な技能で、弁護士や頭のいい連中の常套手段でもある。

 しかし、菅直人には諸葛亮孔明のような軍師がいないという致命的欠陥があった。

 もし彼に優秀な軍師がついていれば、逆質問の後の対応も指導していたはずだ。



 だから、逆質問をして誤魔化したという印象しか与えなかったようだ。

 《参院選期間中、初となった4日の与野党9党首のテレビ討論では、菅首相の“逆質問攻撃”が目立った。

 「逆に、谷垣総裁にお聞きしたい。10年間の自公政権だけでも相当無駄が入っていると思うが、その認識をお持ちか」
 首相は、自民党の谷垣総裁に消費税の制度設計を問われると、それには答えずにこう切り返した。

 首相が訴える消費税率引き上げには、与党の国民新党の亀井代表も反対する。「『1対8』のつるし上げ」を恐れた首相は当初、全党首がそろう討論を嫌がったが、結局、討論には出る代わりに、逆質問を連発する作戦に転じた。

 今回の出演について、民主党内では「熱くなって失言すれば選挙戦の流れが変わる」などの懸念もあった。枝野幹事長は4日夕、宮崎県都城市内で「菅さんは基本的にこういうのは得意だから」と記者団に安堵の表情を見せたが、何度も司会の進行を遮って逆質問を挑む首相に、野党党首の一人は「あれじゃあ、野党の党首だ」とあきれ顔だった。

 テレビを見た別の民主党幹部は本音を漏らした。「菅さんらしい、と映るか、総理らしくない、と見えるか。正直わからん」》=10年7月4日読売新聞=。

 残念ながら、孔明に比すべき人物は消費税率引き上げは指導したが、それを発表するタイミングまでは教えてやらなかったようだ。

 ところで、ゲームの話。
 
 史実上の諸葛亮孔明がいかに天才であっても、現実にゲームを作るプログラマーが無知だと。

 攻め寄せる敵はこちらの数倍、あるいは数十倍の兵力で圧倒的に味方は不利という状況。

 さて、その時に守る側の領主、あるいは君主、そして軍師はどういう策を取るのか、信長は奇襲戦で大将首を討ち取ったが。

 まず、城の防御が完璧で無ければ城外に打って出て布陣し、敵の兵力を多少でも削ぐ事に腐心する。

 罠を仕掛け、ゲリラ戦を展開し敵兵を消耗させる。

 そして、ある程度敵兵力に打撃を与えたところで城内に撤退し、そこで最後の抵抗を繰り広げるというのが常法だと思う。

 しかし、コーエーのゲームでこの手法を採ると、城に戻ると決断した時点で守備側の敗北になり守備側の「士気」が極端に下がるのだ。

 結論を言うと、このゲームを作った人達は「戦略的撤退や戦術」を知らないようだ。

 もう一つ例を挙げると戦闘シーンだ。

 当時の兵隊は騎馬と穹(きゅう・バネの力で矢を飛ばす)が武器だった。

 赤壁の戦いを初めとした中国映画で雨嵐のように降り注ぐ「矢」を飛ばす道具が穹だ。

 技術力があれば一度に2本の矢を飛ばせる双穹を作れる。

 関羽や張飛のように一騎当千の豪傑でない兵隊には有り難い武器だ。

 戦闘ではまず遠方にいる敵に目掛けて穹が射る矢が威力を発揮する。

 さて、ゲームの戦闘シーンではこの穹兵部隊が穹を使わず白兵戦に突入してしまう事が多い。

 ゲームだから目くじらを立てるなという意見もあるだろうが、「三国志」にしろ「信長の野望」にしろ、シミュレーションゲームと唱っている。

 だとすると、現実にはあり得ない作戦や戦闘というのをプログラムするのはどうなんだろうか。

 民主党も「民主主義」を掲げながら、運営も理想も「民主主義」とはほど遠い政党なのは欠陥プログラムのせいなのか。

 孔明ほどでなくてもそれなりの軍師が菅直人についていれば、欠陥プログラムを補う指導を受けられるだろうに。
by neruumitubame | 2010-07-05 13:44 | 未分類