噂が噂を
2010年 10月 25日
ああだこうだの言い訳はもういい、早く公開しないから色々な噂がネット上を飛び交う。
非公開理由をあれこれ推測した人達が出したのは。
ぶつけたのは海保の艦船だった。
海保だけでなく米海軍の軍艦も現場で共同作戦を採っていた。
海保の職員が中国船に乗り込んだが中国人に突き落とされた。
突き落とされた職員にのしかかるように中国漁船が向かっていった。
職員がモリで突かれ殺された。
これらがビデオ非公開の理由らしい。
保安庁職員が殺されていたら隠し通す事は出来ないから、それはあり得ないと指摘もされている。
世の中何年も、あるいは何十年も世間の目に触れないようにされた秘密は多いからあり得る話だ。
別の公務中の殉職にすればいいし、とはいえ、そうなると巡視船に乗務している何人かの職員、陸上勤務の上司、指揮系統の上部も含めて全員が口を閉めたままでなければならないが、なかなかそれは難しいだろう。
さて、先週だったか、いつも通り記憶が曖昧だが、何処かのテレビ局で韓国が中国漁船の違法操業を取り締まっている様子が流れた。
撮影は韓国側で、違法漁船に乗り移ろうとする韓国職員に漁民が丸太で突く、棒で叩くなどの暴行を加えていた。
海に落とされた職員もいたが無事に救助された。
海上保安庁職員への暴行の噂はこれを見た人が、中国漁民ならやりかねないと思ったのではないだろうか。
まあ、これも推測だが。
結局、様々な噂話が一人歩きするのも政府がビデオ公開をしないからだ。
噂が噂を呼ぶのは関東大地震の時に流れたとされる「朝鮮人暴動」と一緒だ。
一体、何に対して遠慮しているのだろう政府は。
そういえば大阪府知事の橋下徹は上海で予定されていた討論会への招待を破棄されて怒りを表明したが、その後すぐに中国側は態度を豹変させ改めて招待してきた。
橋下を支持するわけではないが、こちらが遠慮すると横柄な態度を取るのは白人だけではないようだ。