下ネタかよ
2010年 12月 15日
その創設者で代表のジュリアン・ポール・アサンジが強姦容疑で逮捕され、保釈されるかどうかに注目が集まっている。
ところで、こんな記事を見付けてしまった。
エキサイトニュースに載っていたのだが、表記が明確ではないので全てがエキサイトニュース独自記事なのか、それとも引用なのかはよく判らないが。
「また、日本の大手メディアは、アサンジ代表が『強姦容疑で逮捕』と報じているが、実際には『コンドームをつけずにセックスした容疑』である。スウェーデンでは女性の求めに応じてコンドームをつけないと違法なのだ。
いかにも『逮捕するために作られた容疑』に見えるが、日本の大マスコミは、ここでも権力側の発表に丸乗りだ」=10年12月14日エキサイトニュース=。
どうも書き方と、この記事の最後に記載されている「※週刊ポスト2010年12月24日号」から判断すると、元は週刊ポストの記事ではないかと推測できる。
エキサイトは「週刊ポスト2010年12月24日号より引用」ぐらいは仁義として付記すべきだ。
「ちょっと、コンドーム着けてよ」という女性の声を無視してセックスしてしまった。
なんだ下ネタかよ!。
アメリカ生まれでオーストラリア育ちらしいアサンジがスウェーデンの法律なんて知るわけがないから、そこは逮捕までいかずに罰金程度を収めてもいい話だ。
アッ、いい話というのは良い話という意味ではない、当たり前か。
ウィキリークスによって公開されたというか、マスコミが報じた内容を全て把握していないが、報道された中に「イスラエルとアメリカ」の関係や「イスラエルの核兵器」に関する文書が含まれていないのが気になる。
それは出さない方針なのかアサンジ!。
ところで、この記事には続きがある。
「同紙(読売新聞)は、直前の11月29日付社説では、『沖縄知事再選 普天間移設の前進を追求せよ』と題して、普天間飛行場の県外移設を主張して当選した沖縄の仲井真弘多氏について、〈昨年まで辺野古移設を支持し、今も県内移設への反対は明言していない〉と苦しい解釈をしたうえで、〈菅政権は、日米合意を前に進めるという重い責任を負っている〉と結んで、要するに『対米従属を進めよ』と迫っていた。
その意味では、この新聞は論理が一貫していてわかりやすいが、目の前で示された有権者の選択には、もう少し謙虚でもいいはずだ」。
たぶん週刊ポストは仲井真を激励しているようだが、ここにも書かれているように彼は元々自・創政権がアメリカと合意した「辺野古移転」派だった。
それが何処かのな〜んも考えていない総理の「海外移転」妄想論※が、県民の支持を受けているのを見て飛びついただけだ。
※実際は妄想ではなくグアム移転を前提にしているが、あまりにも先走りすぎた?※
沖縄県内では指摘されているかもしれないが、この変節を批判する声は大手マスコミには現れない。
鳩山が「海外移転」をブチ上げた時、アメリカと合意ないしは内諾がされていると思ったのだろうか。
だとしたら、その軽率な判断は仲井真を窮地に陥れているだろう。
沖縄県民は仲井真の主張を支持して再選させたのだから。
民主党政権が辺野古移転を強行する時、反対運動の先頭で身体を張る仲井真弘多の勇姿が見られるだろう。