リビアでは大争乱状態
2011年 02月 22日
初めは弾圧姿勢を見せたエジプトも結局は軍による武力鎮圧もなかった。
他の国でも多少の流血騒ぎのまま革命が成功するのかどうかというところだ。
しかし、リビアだけは大規模な衝突騒ぎを起こしている。
これだけカダフィが国民から嫌われていたとは。
アメリカによる86年のリビア襲撃、これに対してリビアは否定していたが88年、イギリスのスコットランド上空で米パンナム機爆破事件、89年に、フランスUTA機をアフリカ・ニジェール上空を爆破が続いた。
実行犯とされる人物の引き渡し以後は、極端とも言える親欧米路線を取った印象は受けていた。
これに反発したのかイスラム教による暗殺未遂事件も起きていたとか。
それにしても、なぜリビアだけがこれほどの騒乱状態になったのか。
デモ隊の中には武器庫から「奪った」とされる武器を所持している姿も見られる。
この背後には「石油資源」を持つリビア支配を目論む勢力がいると指摘するサイトがあるし、親米政策への反発だというサイトもある。
さて、どちらの分析が正しいのだろう。