旅立ちの時に言われても
2011年 08月 23日
人生後悔だらけだ。
経営の神様も後悔したらしい。
「松下幸之助は死の床で、溜息混じりに漏らした。
『ワシの生涯で、一つだけ後悔している事がある。松下政経塾を作った事だ』
松下の役員からジカに聞いた話だ。幸之助じいさんは、今日の事態を予感していたに違いない」=阿呆の遠吠え 堤尭 東京スポーツ11/8/23=。
未来の日本を背負う人材を育てようと大金持ちが作った趣味のクラブは、日本を混沌の海に沈めている。
その原因「松下政経塾」の創立者が死の床で吐いた言葉なら、もっと広く公に知らしめて欲しい。
失敗作が政治の世界を牛耳ろうとしているのだから。
松下幸之助が政治家を育成する「塾」を創立すると報じられた時、これは意のままになる政治家を松下が送り出そうとしていると思った。
ところが、実態は創立者の意図を超えた欠陥品を作っていたのだ。
堤は前原と野田の二人の名前を挙げた。
しかし、まだまだ多くの欠陥商品が大手を振って政界を渡り歩いている。
政経塾製造の欠陥品と小澤興業製造の欠陥商品、それに自・創社製造のポンコツ品がしのぎを削りあう日本の政治では、先行きに明るさは見えないな。