再度検証すべき歴史が多数ある
2012年 03月 31日
その結果、日本自身が頭を下げる事になっても、明確な根拠も無しに頭を下げ続ける屈辱よりはましだ。
《日本が対米戦争に踏み切った理由について、連合国軍総司令部(GHQ)最高司令官だったマッカーサーが1951(昭和26)年、「主に自衛(安全保障)のためだった」と述べた米議会での証言が、東京都立高校独自の地理歴史教材の平成24年度版に新たに掲載される。
日本を侵略国家として裁いた東京裁判を、裁判の実質責任者だったマッカーサー自身が否定したものとして知られる同証言を、公教育の教材が取り上げるのは初めて。
昭和の戦争での日本を「侵略国家だった」と断罪した東京裁判に沿う歴史観は、「日本国民は…政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意」で始まる憲法前文にも反映され、「軍隊を持たず」という国際社会でも異質な国家体制の前提となってきた。
歴史教育は「贖罪(しょくざい)史観」一辺倒となり、子供たちの愛国心を育んでこなかった。その歴史観が絶対ではないことを示すマッカーサー証言の公教育での教材化は、戦後日本の在り方に一石を投じそうだ》=12.3.30 08:11 サンケイサイト=。
東京都立高校が教材に取り上げるという点が意図的な何かを感じさせるが、勝利者が創り上げてきた「世界歴史」を色々な意見を持つ人々を集めて討論させるべきだ。
従軍慰安婦で言えば、慰安婦だったと証言している女性の生年月日が違うとか、そもそもそのような年齢から従事出来たのかといった根本的な疑問がある。
そして、当時は日本人だった朝鮮人が「強制労働」なら、「学徒動員」も「勤労動員」も強制労働だったという意見もある。
初めからそんなものは無かったと否定するのも、何が何でもあったと主張する態度も改めて、冷静に議論する場を作ろう。
今、アメリカは対イラク戦を煽るために様々な「挑発行為」をイスラエル承認の下で展開している。
日本に向けて実施された「ABCD包囲網」と同じ発想だ。
これは第二次世界大戦後もその前も何度も繰り返されてきた。
イスラエルの侵略と建国、ソビエト、イラン領空への民間機侵入と撃墜、ベトナム、ユーゴスラビア、数え上げたらきりがないほどの実例がある。
挑発とそれへの反発が戦争を誘発させる。
マッカーサーが言う「主に自衛(安全保障)のためだった」とは、追い詰められた末の反撃だったと考えられる。
初期の反撃が次第に「侵略」へと拡大していき、戦地での行為が言い訳出来ない事態となっていく。
その後半部分だけを取り上げて宣伝する事で、悪の帝国とされる。
元々はそういう挑発をしなければ無かったかもしれないのだから、それをした国家をも断罪しなければいつまでたっても争いの種は無くならない。
国連が組織されたのもそういう意味があったのだろうが、いつの間にか変質して大国の手足になってしまった。
常任理事国制度なんかも廃止して、全ての国家が平等な権利を持つ「国連」を再編成すべきだろう。
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