Pack3未配備は差別だ
2012年 04月 08日
その時、ヒゲの隊長の愛称を付けたマスコミからもてはやされ人気が出ると国会議員になった「元自衛官」がいる。
自衛官だから人殺しの訓練はしているし、軍事知識も豊富だ。
当然、素人防衛大臣よりも軍事に関しては知っている。
その差は歴然としているが、素人をバカにした質問ばかりをしているとボロが出る。
北朝鮮が「人工衛星」だと強弁しているミサイル発射実験をしようとし、万が一に備えてイージス艦やPack3が配備された。
ヒゲの元自衛官が沖縄の何とか島にPack3の配置計画が無い理由を追及し、素人大臣は人口が少ないからと答えたらしい。
それは差別だと騒いだのがヒゲの元隊長。
しかし、Pack3の総数は決まっているのだから、日本全国あるいは沖縄全県に配備出来るわけもないし、計算上配置に適した所に置くのが普通だ。
ミサイルが飛行軌道を逸れた段階で迎撃するという予定だろう。
その時点で破片となって落下していくわけで、その小破片を狙い撃ち出来るわけはないから人口の多少を考慮しても仕方ない。
つまり、ヒゲの元自衛官の言い分は狙い撃ちの出来ないミサイルの破片を打ち落とせと言っているのだ。
ミサイル本体ですら撃墜出来ないのではと言われているのに、その小破片を打ち落とせと言う元自衛官は軍事専門家か?。
極端な防衛は島民一人一人に狙撃兵を付けて落下してくる破片を撃つしかないのでは?。
素人大臣が「島民の人口が少ないから配備しない」と本当に答弁したのか、「島の面積が小さいから落下する確率が少ない」と答えたのかは判らない。
たぶん、自衛隊の専門家が軌道計算し、迎撃地点を決めた結果その島へ落下する確率が少ないと判断したのだろう。
素人大臣にその細かい計算や確率を教えるのが面倒で、人口が少ない島には配備しないと説明したのか。
軍事専門家のヒゲ元自衛官ならそんなことは百も承知の上で「意地の悪い」質問をしているとしか思えない。
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