私の上官を迫害するな ヒトラー指示
2012年 07月 15日
たまたま自分の上司が「ユダヤ人」だから特定人物を名指ししたのか?。
だとすると、知り合いについて一人一人を対象に「保護命令」を出していた可能性も出てくる。
《ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を行ったナチス・ドイツの総統ヒトラー(1889~1945年)が、元上官のユダヤ人男性を迫害の対象外とするよう指示していたことを示す文書が見つかった。ドイツのユダヤ系英字紙「ジューイッシュ・ボイス・フロム・ジャーマニー」がこのほど報じた。
男性はエルンスト・ヘス氏(1890~1983年)で、ヒトラーが第1次大戦で従軍した際の上官。文書は40年8月19日付で、ナチス親衛隊(SS)隊長のヒムラーが警察幹部に宛て「総統の希望による」としてヘス氏の保護を求めた。
同紙記者がドイツの公文書館で見つけた》=12/07/14 05:18 共同通信=。
根強いヒトラー=ユダヤ人説、それを頑固に否定するユダヤ人。
画家時代にもそれなりの社会的付き合いもあり、ましてや軍隊にはこの上官だけでなく多くのユダヤ人がいた。
SSや国軍にも多くのユダヤ人が所属していたし、なによりナチスの中にもいたのは証拠があるようだ。
その状況で一律に「ユダヤ人排除」を徹底するのは無理だろう。
「銃後の裏切り者」という表現は決して「ユダヤ人総体」を指していたのではない。
当時の意識から、ドイツに敵対し仇なすユダヤ人、つまり、利敵行為をとった人たちの放逐という方針が実行行為者の胸先三寸で恣意的に行われ、意図せざる方向へ走ったとは考えられないだろうか?。
ブログランキング用
にほんブログ村