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真贋を問い疑問に感じた事を口に出したい


by neruumitubame

盗っ人猛々しい

 《盗っ人猛々しいとは、盗みのような悪事を働いたにも関わらず、ずうずしく知らん顔をしていること、また、それをとがめられたら居直ってみたり、食ってかかったりするような人に対して使う。

 「猛々しい」は、「ずうずうしい」の意味》=故事ことわざ辞典より=。
 
 《自民党の谷垣総裁は16日昼、党外交部会・領土特命委員会の合同会議で、香港の民間反日団体の活動家らが尖閣諸島に不法上陸した事件について、「2年前の政府対応に問題があった。外交を立て直す必要がある」と述べ、民主党政権の外交姿勢を批判した。

 2010年9月に尖閣諸島沖で起きた海上保安庁の巡視船と、中国漁船との衝突事件を巡る政府対応の失敗が、不法上陸を誘発したとの認識を示したものだ》=12年8月16日14時32分 読売新聞=。

 たしかに二年前は民主党の某幹事長が釈放を画策したと言われているし、多分そうだろうと私は勝手に思い込んでいる。

 では、その前に起きた事件はどうなのか。

 《04年3月に尖閣諸島に中国人活動家7人が不法上陸した事件では、沖縄県警が入国管理局に身柄を引き渡し、強制送還》=中国新聞 12/8/16=。

 この当時、第88代内閣総理大臣だったのは小泉純一郎と名乗り、自民党国会議員だった。

 当然、谷垣も自民党国会議員。

 《04年の中国人尖閣上陸、「送検せず」首相が決断 元首相秘書官 小野次郎氏証言 いま振り返る

 外交問題に発展する可能性が高い重大事件が起きた場合、ときの政権が捜査に介入することはあっていいのか――。9月の中国漁船衝突事件が突きつけたテーマだ。

 那覇地検は処分保留のまま中国人船長を釈放し、首相官邸側は「政治介入はなく、あくまで検察の判断」との主張を貫く。

 一方、04年の尖閣上陸事件について、当時の小泉首相秘書官で、みんなの党参院議員の小野次郎氏は、中国人活動家を強制退去させたのは政治決断だった・・・これ以降は会員登録が必要なので私には読めない・・・》=10/11/11付日本経済新聞 夕刊=。

 まあ、そういうこった。

 自民党時代の対中華帝国弱腰外交のツケが民主党に回ってきている。

 「仏の顔も三度」と言うことわざがある。

 今回で三度目だ。

 そろそろ日本の我慢も限界だと知らしめる為にも、十四名の不法入国者には厳罰を与えるべきだ。

 そうでなければ第四、第五の不法入国が起きるだけでなく、軍事侵攻もあり得る。

 何しろ、圧力に弱い我が日本は既成事実を積み重ねられると諦めてしまうから。

 それにしても、自分たちがしてきた事には頬被り、民主党の外交姿勢だけを非難するというのは「盗っ人猛々しい」と言えないだろうか。

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by neruumitubame | 2012-08-16 17:09 | 国際