加賀百万石休業へ
2012年 09月 04日
民間の信用調査会社によりますと経営不振が原因と見られるということです。
加賀市山代温泉の「ホテル百万石」は、明治40年創業の老舗のホテルで、昭和53年に県内で全国植樹祭が 行われた際には昭和天皇が宿泊するなど、加賀地方を代表する宿泊施設として知られています。
ホテルの運営会社「百万石アソシエイト」の佐々木真二社長によりますと、ホテルは5日から営業を停止するということです》=09月04日 12時34分 NHKニュース=。
山代の百万石といえば施設巨大化ホテルの一つだったのでは。
宿泊人数を増やす事で収入は大幅に増えたが、それ以上に経費も積もり重なったのだろう。
それにプラス観光地の衰退。
その昔々は、増える観光客に宿泊施設が追いつかず、旅行会社が頭を下げて客の受け入れを頼んだのが、施設の巨大化で今度は旅館・ホテル側が旅行会社に頭を下げて客を連れてきてくれと頼むようになった。
その結果、旅行会社へのバックマージン率も増え、収入確保の為に館内だけで金が落ちるように遊び処を充実した。
街に客が出なくなると土産物店を初めとして衰退が始まり、観光地全体が寂れていく。
何事も行き過ぎは後戻り出来ない状況を作る。
国際的には李明博の愚行、国内では維新の会の思い上がり。
まあ、色々あるが適当な所で収められないようでは指導者・経営者としてはどうなのだ。
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