真贋を問い疑問に感じた事を口に出したい


by neruumitubame

白拍子 遊女 春を鬻ぐ

 久々にコメントがあり、ワクワクドキドキしながら読んでみた。

 期待外れだった。

 《白拍子について もう少しお勉強なさったほうがいいのでは?「春を販ぐ」とは 今現在わたしたちが考えるのとは 違った意味があったのですよ。「今様」も単純な「猥歌」ではありません。また。全てに関して 発想が貧困ですね。》=「平清盛が後押し?」へのコメント全文=。

 ちなみに、この「平清盛が後押し?」というのはNHK大河のタイトル「平清盛」を指していて個人ではない。。

 「白拍子とはこういうモノだ」、「春をひさぐ」の意味とは、そういう具体的な部分が書かれていない。

 だいぶ前にも書いたような気がするが、「お前の考えはおかしい」「内容に間違いがある」という指摘をするなら、何処がどのように違うのかも書いて欲しい、

 それが相手を批判する時の常道だと私は思う。

 「私が知っている事をこいつは知らないのか」という上から目線に感じるので、是非、そういう点は書いて欲しいと思う。

 白拍子が「売春を業としていた」というのはかなり昔に読んだ記事だったので改めて検索してみた。

 《平安末期から鎌倉時代にかけて流行した歌舞。また、それを演じる遊女。今様などを歌い、水干・立烏帽子(たてえぼし)・佩刀(はいとう)の男装で舞ったので男舞といわれた。のちの曲舞(くせまい)などに影響を与えたほか、能にも取り入れられた》=国語辞書 - goo辞書=。

 ここには「遊女」としか書かれていないので踊り等で楽しませ遊んでくれるという印象しかないが、さらに「遊女」で調べると次のような記述に当たる。

 《奈良期から平安期における遊女の主たる仕事は、神仏一致の遊芸による伝播であり、その後遊芸伝承が次第に中心となる。

 日本に於いては、母系婚が鎌倉初期まで続いた事は論を俟たないが、男系相続の進展と共に、母系の婚家に男が通う形態から、まず、別宅としての男性主体の住処が成立し、そこに侍る女性としての性行為を前提とする新たな女性層が生まれる。

 これは、原始から綿々と続いた、子孫繁栄のための対等な性行為から、性行為自体を商品化する大きな転機となる。 それまで、財産は母系、位階は夫系であった秩序が壊れ、自立する拠り所を失った女性が、生活のために性行為を行う「売春」が発生するのは、正にこの時期である。

 遊び女はこれとは一線を画し、遊芸の付属物として性行為を行い、そして、性行為自体の技を遊芸の域に高め、その専門家集団としての遊女が確立していく》=何でも判るWikipediaより=。
 
 そして、白拍子にはこう記述しているサイトもあった。

 《この平安末期の頃から、後白河法皇の庇護(ひご)と贔屓(ひいき)を得て、高級遊女「白拍子」が皇族、貴族社会で活躍する。

飛鳥期の神前娼婦(巫女)も簡単な情報収集の使命も負って居て、現代風に言えばハニートラップ(性を武器にする女スパイ)だった》=皇統と鵺の影人検索キーワードダイジェスト集=。

 白拍子の発生には諸説有るようだが、傀儡子(くぐつ)というキーワードが出てくる。

 この傀儡子(くぐつ)については被差別身分が関係してくるので簡単に触れられないが、芸能界のルーツでもある。

 「春をひさぐ」も調べてみた。

 ちなみに見出しに付けたように、こんな難しい字を使っていたのかとビックリする「春を鬻ぐ」と書くようで、コメント氏が使う「春を販ぐ」も売春する身を売る ・ 体を売る ・ 春をひさぐ ・ 客を引く ・ 男の袖を引く という意味で使われたようなので、違う意味に使われた例を教えて貰いたい。

 神社の巫女が白拍子のルーツでもあるのは、やはり、それなりの要因が考えられる。

 話しは外れるが、天皇の葬列に登場する高い木の枝?を持って参加する集団がいる。

 名称は忘れたが、その集団は天皇の葬儀が無い時には神社仏閣の清掃をしているようだ。

 貴賤織りなす存在で、白拍子も同じだと思われる。

 白拍子は天皇一族や貴族、高位高官専門の高級娼婦、庶民は掘っ立て小屋を寝床とする街娼が相手。

 「発想が貧困」だと言われるだろうか。

 ドラマや歌舞伎の影響であの豪華な衣装が当時のモノだと思っている人もいるようだが、そうではない。

 差別を助長してはいけないので詳しくは書かないが、いわゆる「身分制度」というのはそれほど厳しくなかった、あるいは「士農工商」より下の身分は無かったという説もある。

 つまり、上下方向は無かったが水平方向の「区別・差別」はあったと思われる。

 それでなければ汚らわしいとされる身分の者をいくら性衝動があっても抱く事にならないのでは?。

 若干というかだいぶコメントへの反論からずれているが、元々は一つの集団から発生した職業も時代が経つにつれて少しずつ変化していく。 

 その過程で権力に取り入り、気に入られる能力を発揮する人達とそういう器用さが発揮出来なかった人達もあるのでは。

 それを象徴するのが白拍子と呼ばれたグループや歌舞伎という事になると考えられないか。

 だから、白拍子にも色々あると評価されるのでは?。

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by neruumitubame | 2012-09-26 12:57 | 社会