何でも金で解決
2013年 03月 02日
この「絶望」を「希望」に変えるには人口減少にストップをかけなければなりません。つまり、若い世代が頑張って子供をもっと多く産んでくれるか、多くの移民を受け入れるかですね。
そこで最後に提案−−公共事業に何兆円もつぎ込むより人口増加誘導策を! 2人目の子供を産んだら500万円、3人目には1000万円あげます!という政策はどうでしょうか!?》=毎日新聞 13年03月02日 東京朝刊 鳥越俊太郎のコラム=。
私は現行の日本銀行券に有効期限を刷り込み「商品券」として一部を配布すべきだと提言した。
現金ばらまきは使用されないままで「隠し財産」になる可能性があるからだ。
1年程度の期限なら使い切るはずだ。
鳥越の政策は金額を考えればたぶん冗談なのだろう。
とはいえ、新聞のコラムに書いているのだから冗談ではないはず。
鳥越にとってはたいした金額ではないかもしれないが、500万円は1年分以上の収入保証だし1000万円となれば手の届かない大金だ。
しかも、その子供が働ける年齢に達するまでに18年から20年待たなければならない。
支給された金を教育費に回す確率はどれだけあるのか、それより50万円程度の商品券化した金のほうが現実味はないのか。
全世帯がそれだけの購買力を持つことで企業の生産力、消費も上がる。
安易な移民受け入れ策も知識人らしい発想だ。
それだけ国家財政への負担が増すが、今の経済状況では負担増は無理だし日本人の就職の機会が減る。
移民反対を唱えると「排外主義」とか「差別者」と罵倒する人もいるようだが、困っている人への支援とさらなる難問を背負い込むのとは違うと思うのだが。
今日食べる食料の一部を分け与えられる場合と、全ての食料を与えてしまうのでは違うわけだ。
余裕があれば助けるというのは人道的ではないという意見もあるが、自身は多少の不便を甘受してもそれがどの程度かも問題だ。
のめり込まずに客観的な判断をするのも必要なのだと、自身の反省からの結論。
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