曾祖母は薄汚い酌婦とは
2013年 03月 18日
そんな見出しの付いた記事が載っているブログがある。
経歴を見るとかなりの大物らしい。
そこで、私が注目したのは「曾祖母は薄汚い酌婦」の部分だ。
曾祖父が入れ墨代議士とか言われていたり、祖父は九州の在日だという説は何回も見てきた。
しかし、曾祖母が「薄汚い酌婦」だったというのは初めてだ。
容姿が薄汚いという意味ではないと思う。
酌婦?、現在の感覚では飲み屋で酌をする女性だが、
酌婦とは《[1]料理屋などで、酒の酌などをして客をもてなす女。 [2]下級料理屋などで客をもてなすだけでなく売春もする女》= 大辞林 提供:三省堂 =。
江戸時代によく当時要する「飯盛り女」なんかはその範疇だろうか。
たしか、「子連れ狼」にもそれらしき女性が登場していたような記憶が・・・。
ブログ主宰者がどこからその情報を得たのか不明だが曾祖父が口入れ稼業、今で言う人材派遣業を仕切っていたことから推察するとその可能性は大きい。
たびたび言及するように「職業に貴賎は無い」が遠慮したい職種はある。
私は男だからなれないが売春婦は遠慮したいし、ましてや、日本を占領したアメリカ軍将校の専属=オンリーさんは日本人の感情として嫌悪する。
ただし、生活のために身を売るという行為は仕方ないとは思うが、しかし、泥水啜ってでもの意気で必死に生き抜いた女性もいる。
それにしてもそういった職業に就いていた事を恥じるのが多くの日本女性だ。
「姉はパンパンだった」と実弟に言われながら一言も反論しないのは、心のどこかに恥を抱えているか開き直っているのだろう。
よくある脇道に逸れてしまった。
小泉純一郎の横須賀の実家をネット上で見た事がある。
それを見た時、単なる豪邸と感じたかそれとも、これは昔の花街に栄えた娼舘ではと思った人も多いだろう。
経営者家族の居住区とは仕切られて娼妓達の仕事部屋兼生活の場所がある。
昔、鹿児島へ団体旅行をした時の宿泊場所がまさに小部屋で、そのような歴史あるところだっただろうと推測できた。
小泉進次郎の曾祖母がそのような由緒正しい職業だったのか、当時の朋輩もこの世にはすでにいないだろうが、後輩や近所に住む人達には当時を知る人もいるだろう。
不思議なのは、あれだけ有名人なのに彼らの祖先の地を訪ねたマスコミがいない。
マスコミが取材しない理由は一つしかない。
それは、対象が権力者でそれに触れるのを嫌がる場合だ。
最近もそんな実例があった。
少なくとも小泉純一郎が亡くなるまでは実家周辺の探訪記事は出てこないのか。
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