利権争い?
2013年 06月 27日
訴えていたのはアンネの父オットーが慈善事業推進のため創設したスイス・バーゼルの「アンネ・フランク基金」。ロイター通信などによると、基金は2007年、所有する写真や手紙などを博物館「アンネ・フランクの家」に貸与したが、その後、ドイツにある別の施設に展示するため返却を求め、訴訟に至った。
博物館によると、アンネの日記の原本はオランダの国有で博物館に永久に貸し出されており返却対象ではない。博物館はアンネの一家がナチスの迫害を逃れて隠れ住んでいた家で、日本人も多く訪れる観光名所。博物館は「二つの組織が法廷で対立したのは極めて残念」と話した》=サンケイサイト 13.6.27 09:14=。
訪れる観光客に見せる「目玉商品」が無ければ客は激減する、それを知っているから互いに綱引きを展開する。
ユダヤ人にとってもナチスによる犯罪を言い立てるのには「アンネの日記」の存在は重要だ。
博物館は元々アンネの父親が事務所として使用していたビルの一室にあるそうだ。
ユダヤ人迫害が強化される中、事務所へ上がる階段は隠蔽され一家は上の階に住んでいた。
ユダヤの祭りの日には対岸にあるビルから見える窓辺にロウソクを立てて祝ったと書かれているらしい。
どれだけの備蓄があったのだろうか、一歩も買い物に出なかったのか?。
日々出てくるゴミの処理は?等々、様々な疑問が提示されてきたが、これへの回答は出されたのか?。
個人が記していた「日記」は所有者が無くなっているから家族に引き渡されているのに、いつの間にか国家所有物になっているとは。
にほんブログ村