反安倍の朝日 親安倍の読売
2013年 07月 10日
ブランシャール氏は同日の会見で、世界経済の新たな懸念材料として「中国の金融システム不安や成長の鈍化」「アベノミクス」「米国の量的緩和の縮小による世界金融の不安定化」の順で、言及した。
IMFはこれまでアベノミクスを支持してきた。リスクだと指摘するのは初めてだ》=13年7月10日1時19分 朝日新聞=。
《国際通貨基金(IMF)は9日、世界経済見通しを発表した。
日本の2013年の成長率は、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の効果を反映し、前回の4月時点より0・5ポイント上方修正して2・0%だった。
IMFは日本について、「消費や純輸出に引っ張られ、予想より成長が強い」と評価し、主要国では数少ない上方修正となった。14年の成長率は1・2%と、世界経済を取り巻く環境が芳しくないため0・3ポイント引き下げた。
世界経済全体では、13年が3・1%、14年が3・8%で、いずれも0・2ポイント下方修正した。中国の13年の成長率を0・3ポイント引き下げて7・8%、14年も0・6ポイント下げて7・7%と予測。ブラジル、ロシアも大幅に下方修正した》=13年7月9日23時20分 読売新聞=。
朝日新聞の見出しは《「アベノミクスが新たなリスク」 IMFが初めて指摘》、
読売新聞の見出し《日本、主要国で数少ない上方修正…IMF見通し》。
正反対と言ってもいいような取り上げ方だ。
IMFの発表にはアベノミクスへの懸念と経済成長率の上方修正の両方が含まれていただろうが、各マスコミがどの部分を取り上げるかで記事の内容が違う。
今回の両紙の見出しと記事は政党への姿勢を判りやすくしているようだ。
にほんブログ村