消えた生活保護費
2013年 10月 21日
2億6600万円はどこへ消えたのか?。
《大阪府河内長野市で2011年3月までの約2年間に生活保護費約2億6600万円が使途不明になり、40歳代の男性職員が業務上横領容疑で大阪府警に事情聴取された疑惑で、職員が生活保護の担当課から同年4月に別の部署に異動する直前、元受給者の1個人に一度で約5000万円を支給したとする会計処理をしていたことが、市への取材でわかった。
この支給について同月、別の職員が不審に思って上司に報告したが、上司は「エラー」として放置。結果的に問題発覚を遅らせる形になり、市の管理体制が問われそうだ。
市によると、使途が不明な支出記録が09年1月~11年3月に1326回あり、一部は庁内の現金自動預け払い機(ATM)から引き出されていたという。
‥‥略‥‥
「エラー」として放置した上司は「あり得ない額で、間違いと思った。認識が甘かった」と説明したという》=13年10月21日15時12分 読売新聞=。
庁舎内に設置されたATMで引き出された現金はこの職員が着服したとして、残りの多額な金額を手に入れたのは?。
特定の団体、いわゆる「貧困ビジネス」と呼ばれる仕事に関係している連中に流されたのか?。
「エラー」だと判断した上司のその根拠は何なのか?。
常識的に5000万円もの大金を一個人に支給し処理したのにエラーとして片付けてしまう不自然さはどう考えたらいいのか。
こういう場合はこの上司も事情を承知していたと考えるのが普通だ。
金の流れた先をはっきりと解明出来ないとすると、裏に蔓延る根は相当に深いのだろうか。
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