だからどうした
2014年 05月 16日
廃炉工程で最難関となる溶融燃料(デブリ)の取り出しには、格納容器の破損部の補修が欠かせず、東電は廃炉作業の進展につながる有力な情報を得たことになる。
映像は15日にビデオカメラを投入して撮影。格納容器とつながる配管を通した壁の隙間から、水道を低水圧で出したほどの勢いで、汚染水が漏れ出ていることを確認した》=14.5.15 21:38 サンケイサイト=。
ここから放射能汚染水が漏れているぞと判ったとして、だからどうしたとしか思えないのだが。
そこに作業員が入って補修作業が出来るのか?。
だいいち、格納容器と繋がる配管の破損部を見付けただけで、格納容器の破損がどうなっているのかは判明しているのか?。
そこから漏れていると思われる汚染水対策はどうする?。
冷却し続けなければ爆発する。冷却し続ければ汚染水が大量に流れ出す。
どこが「収束」で、どこが「制御下」なのかさっぱり判らない。
漏れ続ける放射能に目をつむり、「鼻血が出た」という表現に必死になって否定し続ける福島県や大阪府・市の行動。
その異常な否定がかえって疑惑を生み、民主党政権下の国会で自民党議員が「福島で鼻血の出ている人がいる」と追求していた事も暴露される始末。
薮を突ついて蛇を出すとはこの事だ。
何かを隠すのではなく、問題があれば解明するという姿勢の見られない行政は住民のための仕事をしていると言えるだろうか。
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