凍土作戦に明日はあるのか?
2014年 07月 08日
《東京電力は8日、福島第1原発1~4号機原子炉建屋周囲の土壌を凍らせ、地下水の流入を防ぐ「凍土遮水壁」の設置工事を報道陣に公開した。熱中症対策として、気温が下がる午後5~11時の夜間に実施。被ばく量を減らすため、放射線を遮る効果のある重さ6~7キロのタングステン製ベストを防護服の上に着た作業員が、掘削機で穴を掘る作業を進めた》=14/07/08-21:21 j i J i=。
工事現場の「凍土」の部分をスコップで突ついた記者(たぶん読売の記者だ)が、「こんなに固くなっています」と言っていた。
土の表面からそのスコップの先に滲むあの液体を「水」とは言わないのか!!。
アッという間の現場からの放送だったのでよく理解出来なかったが、東電の責任者は「成功するはず」というニュアンスで喋っていて、ズバリ「大丈夫です」とは断言しなかった。
それもそうだ、充分に事前の実験をして取り組んだように思えないからだ。
現在の工事は日が陰り始めた時刻から始めているが、これからはさらに夏の盛りになる季節で外気温も上がる。
という事は、水が凍るのにも障害になる。
シベリアの永久凍土でさえ溶けているところがあるというのに、日本の気候で上手くいくのか。
いつもながら、東京電力の「やってみなければ結果は判らない」特攻作戦だ。
同じ特攻を企てるなら東電経営者以下全社員が福島へ常駐して工事に従事しろ。
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