公務というのはそういうものか?
2014年 08月 20日
足立区が1月に始めた民間委託では、マニュアルにない事態が1日数十件程度起き、受託業者の富士ゼロックスシステムサービスのスタッフが区職員に直接指示を受けている。労働局は業務委託ではなく派遣労働に当たるとし、20日までに是正状況を報告するよう求めていた。
区は住民票写しの本人による請求の受け付けなど単純な業務は委託を続ける一方、区民への聞きとりが必要になりがちな転入・転出届の受け付けなどは区職員に移す。区は非常勤を含む職員32人を他業務に回したとしていたが、来年4月までに7~10人を戸籍住民課に再配置するという》=14年8月19日18時38分 アサヒサイト=。
足立区職員から直接指示を受けていたとかそういう問題なのか?。
新米職員も大まかな業務内容は新人研修で教えられるが、日常的に出てくる細かい問題は先輩に聞いて対処するだろう。
上司や同僚にあたる委託先の職員から直接指示を受けるかどうかが「業務委託」か「業務請負」かを分ける線引きというのも、現実社会で働いた事の無い学資や官僚の発想と言えるようだ。
「生身の人間」との接点が少なすぎる人種の考えることはこんなものか。
まあ、そういったあたりも問題だが、戸籍という個人のプライバシーに関わる重要な業務も外部へ委託していたとは!!。
職員からは反対の声も上がったと思うが、それを潰して強行していく首長の姿勢は住民が一番だという思いは無いのだろう。
予算を節約するのは大事だが、どの部門の予算を削減しどの部門は維持するかその判断次第で自治体の真価が見えてくる。
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