選ばれた49士
2014年 10月 23日
《千葉県警察本部は、振り込め詐欺の現金受け取り役を検挙するため、県内の高齢者を特別捜査員に任命し、詐欺の電話があった際には、だまされたふりをしてもらって検挙に協力してもらう取り組みを始めました。
千葉県では今年に入って先月までの9か月間に振り込め詐欺の被害額が35億円余りに上り、被害に歯止めがかかっていません。
このため県警察本部は県内の高齢者を特別捜査官に任命し、詐欺の電話にだまされたふりをしてもらって現金を受け取りに来る人物の検挙に協力してもらう取り組みを始め、公募で集まった県内の49人に対する任命式が行われました。
式では名誉捜査官に任命された千葉県出身のタレント、渡辺正行さんが「だまされたふりに協力してくれるお年寄りを増やして、振り込め詐欺を撲滅したい」と意気込みを語りました。
‥‥以下略‥‥》=10月22日18時08分 NHKニュース=。
千葉県警の意気込みはいいのだが、空回りしないかそれが心配だ。
全国何百万か何千万人の高齢者の中から選ばれた、あれっ、俺がやる、俺がやる、と名乗り出た大勢の中から「ではどうぞどうぞ」と周りが辞退してしまって残った高齢者なのか、詐欺師集団に立ち向かう49士の英雄達。
電話機の前でひたすら待ち続ける、しかし、待てど暮らせどベルは鳴らない。
♬リンリンリリン リンリリン♫
電話のベルが鳴らない。
だって、詐欺師集団がこの高齢者宅の電話番号を知っているとは限らないから。
もし電話番号の名簿を持っていても、確実に電話を掛けるとは限らないし。
まあ、そんなわけで日がな一日電話機の前で待つお年寄りの姿が眼に浮かぶ。
もしかしたら、千葉県警が詐欺師にこのお年寄り達の電話番号を教えるというやらせを演じるのか?。
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