「真田丸」は面白いけど創作
2016年 04月 05日
そういう見方もあるのだ。
「清洲会議」は面白いと思ったが、あれは会議自体の実態がどうだったのかはあまり表に出てこないから想像で脚本が作られたとしても許される。
脚本家が自由に創製出来る。
しかし、史実もの・戦国ものはある程度の筋が知られている。
特に興味を持っている人たちからは「史実と違う」と言われてしまう。
三谷幸喜には大河「新撰組」での前科があるのに、再度起用したNHKの罪は大きい。
あの時にも、あり得ない場所であり得ない人物同士が 会って話をしているという奇想天外な設定に非難の声が゛挙がっていた。
三谷脚本だから創作も入っているだろうと思っていた時、以前見たようなある場面に出くわした。
徳川家康と対立した第一回上田会戦の場面だ。
攻めてくる徳川軍の前で奇妙な踊りを披露して挑発する幸村。
表情が乏しいのはいつもの事だから指摘しない、んっ、指摘してしまったかな。
その場面を見た時にどこかで見たような既視感に襲われた。
あれは‥‥‥‥、そうだ、北条家が豊臣秀吉に攻められた時、能狂言師野村萬斎が船上で踊りを舞って敵を挑発するシーンだ。
創作だけではなく「パクリ」もかと思ったのだが、真田家関連の文書にその事実は書かれていたそうだ。
それは実際にあったようだが、幸村が上杉の人質になっていた時代、景勝に可愛がられたというエピソードは北条の人質時代の家康のエピソードだ。
三谷の脚本は完全にな創作物は別にして、時代劇ではどこまでが史実でどこからが作り事なのかを考えさせられるのが面倒だ。
まあ、それを楽しみにしている人たちもいるだろうが、面倒臭がりな私にとってはあまり考えずに楽しみたいものだ。
ところで、二チャンネルでは真田丸に出演している長澤まさみの評判が悪いというか、悪口を投げ掛ける人たちがいるのはどうしてだ。
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