すべてが同じ牌
2016年 08月 08日
朝からオリンピック、オリンピックのテレビジャック。
テレビ局は視聴率を上げようと努力するが、金メダルが少ないので視聴者は盛り上がっていないようだ。
そして、午後3時からはたった一人が電波ジャック。
麻雀でいえば清一色だ。
もう疲れたからのんびりと過ごしたいという結論なのに、あれこれと「申し述べる」。
テレビ局は涙腺が緩くなって涙もろい高齢者が集まっている施設を狙ってカメラを入れる。
それによって天皇への敬慕の念を多くの国民が持っていると錯覚させる。
テレビ局お得意の洗脳なのだが、それを上手く使うのが宮内庁であり、政権側だ。
被災地訪問とか慰霊の巡幸といった一過性でなく、「生前退位をどう思うか、それに伴う法律の改正」とか、話題作りには事欠かない。
もし急に天皇が死んだ場合、本来は国民の意思で決まる次期天皇に今の皇太子が自動的に即位する。
皇太子にはその資質が備わっていないと主張する人もいる。
そういう主張が国民の間で公然とされるようになると、困るのは宮内庁や内閣・権力者だ。
なにしろ、政治に関与してはならないはずの天皇が「閣僚」の叙任を実施しているのだから。
そういう難しい問題が表に出ないようにするのも宮内庁や政権側に課せられた任務といえる。
だから、生前退位を前提に話が進められていく。
疑問を持たないうちに進行させようとする人たちは存在するのか !。
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