信心力と責任力
2009年 09月 01日
支援者以外に特定組織の名称を上げるのは特別扱いをしているのを意味する。「支援者」の中には推薦団体等も入っているのに、わざわざ一信徒団体を上げて感謝するのは結びつきが尋常でないと自ら語っているのだ。
さて、桂ざこばがあるテレビ番組でこんな発言をしたらしい。
《衆院選の結果を伝える30日放送の毎日放送選挙特報番組でまた爆弾発言を行った。
番組で公明党の惨敗を伝えるなか、ざこばは突然「(公明党の候補者が)落ちるということは、信心が足らんということなんですか?」と発言。スタジオの空気は一気に凍りつき、解説者や司会者たちが次々に「それは関係ない」「関係ないでしょう」「政教分離ですから」などと否定する一幕が生放送された。
番組はそのまま会話を遮るようにCMに突入。そのCM明けでは女子アナウンサーが「公明党は信心が足りなかったのではないか、と発言されたんですが、特定の政党と選挙結果、信仰心は一切関係がございません。失礼しました」との訂正コメントを出す事態となった》=09年8月31日日刊サイゾーhttp://www.cyzo.com/2009/08/post_2681.html=。
毎日新聞といえばその印刷所は「聖教新聞」を印刷、財布を握られているから物申せないのは判る。
しかし、共演し「それは関係ない」「関係ないでしょう」「政教分離ですから」と反応した解説者や司会者たちとは。名前を知りたいが無理だろうか。ひょっとして創価学会員か?。
とはいえ、桂ざこばは間違っている。
創価学会は「日蓮正宗」から破門されているから信心とは無関係だ。たんに共通の趣味を持った人達の集まりに過ぎないのに。
ただ、そういう団体が今まで日本政治に影響を与えていたのだから情けないとしか言いようがない。
過去に責任を取ってこなかった政党がテレビで「責任力」と大声を上げていた。そして、責任を取らされて大敗北を喫した。「信心すればいい事がある」と祈伏してきた団体と一体の政党も敗北した。
多少でもまともな日本になればいいのだが、次の選挙ではまた逆転する可能性があり「日本の夜明けは近いようで遠いのだよ杉作」。