それもありだが
2010年 01月 30日
そんなわけで、トヨタが不良部品?を製造したアメリカのメーカー「CTS」へ補償を請求するようだ。
その部品のせいで大量の自動車がダメになったり、修理しなければならなくなったのだから補償請求するのは当然だろう。
それもありだが、果たしてそれで済むのか。
「ペダル部品の図面作成」、「素材選定」はCTSが担当し、トヨタはその仕様を承認して契約になったそうだ。
この場合、CTSは試作品を作ってトヨタに渡し、トヨタ側は組み立てて不具合が無いかどうかも試すはずだ。
そうすると、もし使用によって部品に障害が出たとすると劣化試験をしていれば防げたのではないか。
あるいは、部品製造の期間によっては部品作る金型そのものが変形したとも考えられる。
このような事例は確か別の自動車メーカーでも起きていたと記憶している。
劣化試験をしていなかったとか、試しに組み立てた段階で障害に気が付かなかったとすると。
アメリカの企業は自分達の不利になるような事は認めないから手強い交渉になるのか。