トヨタ車リコールにちょっとした疑問
2010年 02月 25日
ド素人の私には技術的な問題は判らないが、ハイブリットとか技術が進化すればするほど障害が出るのかも知れない。
ガソリンエンジンとバッテリーとの切り替えをスムーズにするため、やはり高度な技術力が必要とされるのだろう。
豊田社長は制御系に問題は無いと断言していたようだが、果たしてそうなのだろうか。
上記の点もちょっとした疑問なのだが、公聴会で「恥を知れトヨタ」と喚いた女性は奇跡の人ではないのか。
《テネシー州のロンダ・スミスさんは、愛車のレクサスが2006年、ブレーキが利かぬまま勝手に加速し、時速160キロでの走行を余儀なくされた状況を涙をこらえながら語った。
ギアをバックやニュートラルに切り替えたり、サイドブレーキを引いてもスピードは落ちない。「死を覚悟した」というその直後、車が急に減速を始めて一命を取り留めた。その瞬間を「神が現れた」と語った》=10.2.24サンケイサイト=。
この女性の乗っていたトヨタ車がオートマチックなのかマニュアル車なのかはしらない。レクサスはオートマしかないのかどうかも知らない。
マニュアル車なら走行中にチェンジををバックに切り替えるのはクラッチ踏めば簡単にできる。
出来るが、そんな高速で前進からバックへいきなりチェンジすればクラッチやエンジンがダメにならないだろうか。
オートマチック車は簡単にそれができるのか?。体験した事が無いから判らないが。
もしそれが安易に出来るようなら、それはリコール対象でなく完全に「欠陥車輌」だと思う。
時速160キロというとんでもないスピードで走っている状態で、失礼ながら「たかが女性」が冷静に「ギアをバックやニュートラルに切り替えたり、サイドブレーキを引いて」対応する行動を取れたのか、彼女はプロドライバーか。
この証言が反トヨタのプロパガンダで無ければ、売ってはいけない完全に電子制御系の不良自動車という事になる。
アメリカというのは自分達が引き起こした原油汚染をイラクのせいにしたり、クエートにいなかった在米クエート大使の娘にイラク侵攻の被害を体験したような証言をさせた「実績」があるから、そのあたりはどうか。
そして、先頭を切ってトヨタを批判している議員はGMの部品を製造している会社と関係があると報道があった。
単にトヨタ車の「リコール問題」と片付けるには疑問を持つ要素が多いようだ。