袖にされても入れ揚げる
2010年 10月 30日
まるで日本人に排他主義、排外主義、愛国主義を洗脳教育してくれているようだ。
さすが、かつてはマルクス・レーニン主義を信奉していた国だ、ンッ、毛沢東主義だったな、洗脳はお手の物か。
そこまでされながら、まだ「互恵関係」を主張する民主党政権は何か中国利権を狙っているのだろう。
商売女の手練手管に翻弄され、入れ揚げたのに結局は袖にされるバカ旦那のようだ。
袖(そで)にするとは、手を袖に入れたままで、何もしない。おろそかにする。冷淡にする。すげなくする=Google辞書
入れ揚げるとは、好きなもののために分別を欠いて多くの金銭をつぎ込む=goo辞書
たしかに、自民党政権時代から多額のODAをぶち込んできて、経済発展が日本に追いつき追い抜いても金を出すのは道楽旦那のようだ。
入れ揚げたあげく、袖にされた恨みは!。
「武州佐野の次郎左衛門は、真面目な商人だったが、生れながらの醜い顔に痣があった。この痣が彼の人生を狂わせたといえる。幾度目かの見合いの帰り、さそいにのって次郎左衛門は吉原の門をくぐった。一夜、遊女玉鶴の情けを受けた。『心の中まで、痣があるわけはないでしょ』この言葉を次郎左衛門は忘れることができなかった。
……略……
次郎左衛門は吉原に居続けする上、引手茶屋の女将に五十両預けて女の身請けを夢みるようになった。玉鶴に太夫の位をねだられて、夫婦約束の上承知した。折から、信州一円に雹が降り、桑の木が潰滅、下請け業者の生死にかかわる事態となった。武州に帰った次郎左衛門は、思案のあげく、捨て児時代の守り刀を手離すことに決めた。その金で玉鶴を妻に迎え、故郷に帰って仕事に精を出すつもりだった。
しかし、兵庫屋に駈けつけてみると、すでに二代目八つ橋太夫の襲名が内定していた。玉鶴の本音を聞いた。次郎左衛門は一旦武州に帰り、家屋、身代を一切整理して再び吉原にきた。
兵庫屋の表は黒山の人だかり、二代目八ツ橋の玉鶴が豪華な盛装で現われた。出世披露目の道中で、次郎左衛門が行列の群に飛びこんだ。その右手には村正が握られていた。あっという間に男衆を斬った。
うろたえまわる女を、男を、次々に斬った。八ツ橋を追い、一太刀斬り下げた。彼女の死体のそばで、次郎左衛門は叫び続けた。「寄るな、この女に手を触れるな、これはわしの女房だ、わしの女房だ」。
Weblio 辞書「妖刀物語 花の吉原百人斬り」より。
振られても振られても縋り付く情けない姿を、冷静に分析する能力を持った人物は民主党にはいないのか。
「沖縄・尖閣諸島沖で中国の漁船と日本の巡視船が衝突した事件で、漁船の船長が衝突する前に酒を飲み、海上保安官が立ち入った際にも、自分では歩けないほどだったことを中国の当局者が明らかにした。
中国当局者によると、先月7日、尖閣諸島沖で中国の漁船と海上保安庁の巡視船が衝突する前、漁船のセン其雄船長(41)が酒を大量に飲んでいたことを、事件の6日後に帰国した乗組員14人が中国政府に証言していたという。」=日テレニュース10年10月29日=。
今更そんな事を告げられても、犯人は国外にいるのだからどうしようもない。
日本の警察が中国へ出掛けて「飲酒運転」で逮捕できるわけはないのだ。
都合の悪い事を出してきた理由は「ビデオ」のかなりの部分が公開されれば船長が酩酊状態だったのが丸わかりだからか。
安心してください、民主党政府は貴国に都合の悪い映像はかなり削除するようです。
日中首脳会談は「そんなものやってたまるか」という態度らしいが、その後またまた立ち話には付き合ったらしい。
しょせんその程度の扱いしかされないのに、戦略的互恵を念仏のように唱える菅政権はアメリカにも平伏、中国にも平伏で、唯一胸を張って威張れるのは日本国民に対してだけか。