インディアン殲滅作戦完了
2011年 05月 03日
ウサマ・ビンラディン暗殺作戦の暗号名はは白人至上主義的発想で名付けられた。
《国際テロ組織アルカイダの最高指導者、ウサマ・ビンラディン容疑者を殺害した米国の秘密作戦の詳細が米メディアによって明らかになった。
同容疑者を暗号名「ジェロニモ」(白人の侵入に抵抗した先住民族アパッチ族の戦士)と呼び、米海軍の特殊部隊「シールズ」が、潜伏先を模した施設で数週間にわたり強襲訓練を重ねた上での突入だった》=毎日新聞 5月3日(火)20時50分 改行と太字はby海つばめ=。
《ジェロニモ(Geronimo、本名:Goyathlay、1829年6月16日 - 1909年2月17日)はアメリカインディアン、アパッチ族のシャーマン、対白人抵抗戦である「アパッチ戦争」に身を投じた戦士。なお、部族の酋長と誤解されている例も多いが、酋長ではない》=Wikipedia=。
今の今まで私は酋長だと思っていた。
まあ、それはそれとして。
白人に抵抗したジェロニモの名前を冠した相手は、白人国家アメリカのアラブへの侵入に異議を唱えたアラブ人だった。
この暗号名に承認を与えたのがオバマだとすると、心の中まで「白人」の精神を持ってしまったようだ。
自分たちが殲滅した部族の勇士名でこれから殺そうとする相手を呼ぶとは。
自分たちこそ正義だという思い上がりはまだ続く。
戦闘に時間を取ると周囲のパキスタン軍が介入するかもしれないとか、色々と理由は語られているが、初めから殺害が目的だったようだ。
裁判で何か喋られるのは困るのだろうか。
米国政府内の協力者とか?。
それにしても、電話も無い、インターネットも無い状況で前近代的な「人の手による」連絡とは、見捨てられていたのか、よほど安全だと判断していたのか。
ビンラディンの隠れ家生活へパキスタン政府が関与していたかどうかをアメリカは調査しているとか。
もし政府の閣僚あたりが関係していた証拠が出てきたら、出てこなくてもかな、次の標的はパキスタンか。
アメリカならやりかねないな。