作品に付いたシミ
2011年 11月 08日
‥‥略‥‥
美術館を管理する市当局によると、10月下旬にこの模様が拭き取られているのが見つかった。修復は困難とみられる。
市当局者は「展示作品の20センチ以内には近づかないよう清掃会社に指示していた」と述べ、清掃員の不注意に不快感を示した》=11年11月7日 07時11分時事通信=。
親切な清掃員かもしれないし、不注意な清掃員かもしれないが、その程度の作品だったといえないか。
ミレーやゴッホ等の絵画やミケランジェロの彫像だったら、そんな間違いはしないはずだ。
もし何かゴミのように見える物が付いていたとしても、迂闊に拭き取ろうとは思わないだろう。
展示されていたのは「現代芸術」という物だ。
以前見たのもボロ切れがぶら下がっているとしか思えなかったり、訳の判らない木の組み合わせだったり。
説明されたとしても何を主張したいのか理解できないような作品だった。
映画にしろドラマにしろ、あるいは絵画や彫刻にしても作者の制作意図が伝わらなければ他者に見せても意味がないのでは。
判る人に判ればいいと言う態度は傲慢だ。