とげ抜き、ガス抜き、不満抜き
2012年 04月 28日
《民主党の藤井裕久税制調査会長は27日、都内で記者団に対し、野党が同党の小沢一郎元代表の証人喚問を求めていることについて、「早期に解決して、本来の政策議論をすべきだ。かつて『トゲを抜く』と言ったが、あらゆる問題(について)だ」と述べた。
消費税率引き上げ関連法案の審議の障害になりかねないとして、早期に応じるべきだとする考えを示したものだ》=12年4月28日06時30分 読売新聞=。
隠された闇を明るみに引きずり出そうなんて意図は決して無いし、国民のために国会質疑に力を注ごう何て気は毛頭無い。
とにかく、自分達の都合よく事が運べばいいと思うのは勝手だが、それを公然と口に出せる無神経さが無ければこれまた政治家にはなれない。
刺さったトゲは政治にも国民生活にも害があるから「抜く」のではなく、自分達に都合が悪いから「抜いてしまえ」なのだ。
そして、この場合のトゲを抜くという表現は小沢一郎の金の動きをはっきりさせるわけではなく、逆にそれを誤魔化してしまおうという腹づもりだ。
藤井はどうなのかは知らないが、仙石由人や千葉恵子、他にも民主党にいると言われる「新左翼」運動の闘士達を批判しないが、彼等が持っていた「理想」はどこへ捨ててしまったのだろう。
金銭第一主義、物欲主義を否定していた人達も存在していたと思うのだが。
小難しい理屈はどうでもいいが、スターリン批判というのは「個人独裁」を否定することでもあったはずだ。
しかし、「小沢先生万歳」は金権という本質から目を背けていないか。
人間というのは一度思考したことを「全て捨てる」というのは難しいのではないかと思うのだが。
たまたまYouTubeでこんな歌と動画を見付けた。「みんな夢でありました 森田童子」 。
支援活動をしていたと言われる仙石由人はこの中に居ないだろうか、千葉恵子は?、舛添要一は?。
そして多くの名も無き学生と労働者達は。
断っておくが、私はここには居ない。
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