世間知らずのお坊ちゃまくんが世間を動かす
2012年 07月 08日
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改革案の柱は雇用分野だ。60歳定年制では企業内に人材が固定化し、産業の新陳代謝を阻害していると指摘。労使が合意すれば、管理職に変わる人が増える40歳での定年制もできる柔軟な雇用ルールを求めた》=12/7/7 2:23日本経済新聞=。
国会議員へ立候補出来る年齢を引き上げ、条件として最低5年間できれば10年間ぐらいの社会経験を積ませるべきだ。
親が政治家だったので政治家になったとかそういう連中は排除出来ないが。会社勤めや工場勤務の経験も無い、そんな国会議員をできるだけ少なくするために世間を知る機会を作るべきだ。
それでなければ国民生活も知らない政治家が「国民の生活が一番」と耳障りのいいスローガンを掲げて国民を騙すだけだ。
そういう連中が机上の空論で提議してくるのが「40歳定年」とかいう愚案だ。
定年で辞めていく社員分を補充していく事で若年層の就職率は高まるが、辞めていった人達の再就職は保証出来るのか?。
人材派遣社員の大量首切りが社会問題になった時、ハローワークは職を求める若者で一杯だと報じられた。
それは現象の「目立った部分」で、実は窓口には50,60代の高齢者も多かったのだ。
ハローワークには「求人条件に年齢制限を入れるのは禁止されています」だったか、正確には覚えていないがそんな張り紙があった。
しかし、求職者の問い合わせには「対象は40代」とはっきり回答する会社があった。
「男女雇用機会何とか法」の規制で「男」、「女」と性別での募集はできなくなったが、「二十代の女性が多く働いています」と書かれていれば、男性のしかも高齢者は応募しにくくなる。
そんな実態を知らない政治家が「40歳定年」を打ち出そうとしている。
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