刺客拝一刀
2012年 07月 14日
ただ、地方組織からは擁立を不安視する声が出ており、実現性に早くも疑問符が付いた形だ。
・・・略・・・
その後、輿石幹事長が、近く衆参両院合同の選挙対策本部を設置することを報告。高木義明選挙対策委員長は「党を去った議員の空白区について、今後の政治状況を踏まえ、新たな候補擁立に向けて県連と党本部が連携して検討する」と説明した》=12年7月14日11時22分 読売新聞=。
小泉純一郎が送り込んだ刺客たちの多くが無事使命を果たしたのは、臣下たちが小泉を恐れていたことと、無知な大衆の熱狂的支持を受けていたからだ。
小泉の意志に逆らって反逆者の味方をするのを躊躇った多くの臣下がいた。
しかし、野田の意志に素直に従おうという忠臣を欠く民主城ではあちらこちらで密談が重ねられていると思われる。
小沢一郎の残置諜者もいるはずだし。
何より、領主野田佳彦に人望がない。
そして、肝心要の選挙対策責任者が必死に小沢支援を画策している。
党員資格停止六ヶ月でもその間に選挙があれば「党公認を与える」なんて、組織として考えられない。
組織として考えられないといえば、鳩山の子分が「鳩山だけ長期間停止は差別だ」なんて、まるで子供のようなダダをこねていた。
元代表であるとかそんな事情はまるで無関係なわけだ。
重責にあった者の決断というのは、事の重大さにも関係してくる。
三馬鹿大将、あるいは四馬鹿大将が寄り集まって作った民主党がどうなろうと知ったことではないが、あの時票を入れた人たちや密かな期待を持たされた人たちの裏切り感をどうしてくれる。
期待もしていなかった私にはどうでもいいが、少なくとも民主党が政権を握っていた期間は、我が日本の停滞期だったようだ。
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