蘇る死体
2012年 10月 29日
カルデロン政権は、殺害を2006年の発足以来続く「麻薬戦争」で最大級の成果として誇示するが、遺体がなくなったことで殺害を疑う声も出始め、証明に苦慮している。
当局は、麻薬密売組織「セタス(Z)」のリーダー、エリベルト・ラスカノ容疑者(37)を7日に北部コアウイラ州で銃撃戦の末殺害したが、8日未明に武装集団が遺体を安置場から強奪したと説明している。
当局は、指紋照合などで遺体は本人と確認済みだとしている。だが、ロイター通信によると、当局は07年にもラスカノ容疑者殺害を発表したが誤りだったことがある。スペイン通信は、今回も殺害を信じない人が約4割に上るとの世論調査結果があると報じている》=12年10月29日08時10分 読売新聞=。
奪取されたのではなくゾンビとして蘇ったのに、それを発表すると民衆に恐怖心を植え付けるから奪取されたと言っているだけだ。
きっとそうだ。
メキシコ人は夜間に外を出歩かないようにしなさい。
ところで死体が生き返るという迷信は、中南米に多い土葬の習慣から起きたのではないか?。
墓に埋められた人が何日も生きていてもがき苦しんだというのもあるし、自分の手で墓から戻ったという話しもあった。
完全に死んではいないのに埋めてしまった人達が生き返ったと思い込んでしまった結果だ。
ブログランキング用
にほんブログ村