イスラム社会内部抗争
2013年 05月 26日
‥‥略‥‥
この演説の数時間後、ヒズボラが事実上支配するレバノンの首都ベイルートの南部にロケット弾が2発撃ち込まれ、ロイター通信は住民の話として複数のけが人が出ていると伝えています。
この地区に対する攻撃はシリアの内戦が始まってから初めてで、ナスララ師がアサド政権を支援するために、組織としてシリアの内戦に積極的に関与していく方針を明確にしたことに対するシリアの反政府勢力側による報復との見方が出ています。
一方、レバノン第2の都市トリポリでも、アサド政権を支持する住民と反政府勢力を支持する住民の銃撃戦が激しさを増して双方に死傷者が出ており、シリアの内戦が周辺国を巻き込んで拡大している実態が鮮明になっています》=5月26日 22時51分 NHKニュース=。
イスラム圏が相互に攻撃し合う、まさにアメリカの思惑通りの展開になっている。
イラクは内戦に近い爆弾闘争が展開される。
イランは本格的にシリアを支援すると火の粉が掛かりそうだから躊躇する。
エジプトやリビアにはまだ火種がくすぶっている。
各個撃破作戦を戦略として採用したアメリカ=イスラエルは成功したと言っていいだろう。
ただ、好事魔多しという諺もあるからどのような展開になるかは‥‥。
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