女郎の誠 この人痴漢です
2013年 06月 09日
手練手管で男を手玉に取り、金を貢がせる売春婦には「誠実さ」が無い事を意味する。
手練手管のうちには「起誓文」を書くという手段がある。
「あちきは主(ぬし=お客)さん以外に惚れた人はありませんえ」というような誓約書を女郎が書いて客に渡すが、落語でも仲の良い男同士が同じ女郎から起請文を貰っていたのが判り揉めるという話があったような記憶が‥‥。
売春を目的とした花魁や女郎とは違うけれど、水商売の女性にはやはり客あしらいの巧い人がいる。
彼女らも贔屓の客が多ければ売り上げが増え自分の実入りにも響くからだ。
その程度の甘言なら笑ってすごせるのだが。
近く国会へ提出されるらしい「ストーカー規制法改正案」を心待ちしている女性達がいると東京スポーツが記事にした。
改正案では電話やファックスの他にメールでのストーカー行為も規制されるとか。
「交際したい、会いたい、好きだ、付き合わなければ家族を‥‥」そんなメールを大量に一方的に送りつけられれば迷惑だ。
そこで頭のいいキャバクラ嬢がこんな事を考え、中には実行している者もいるとか。
客となった相手に「たくさんメールが来て、あなたのメールが紛れちゃうから、こっちから返事するまで、たくさん送って」と頼むらしい。
客は自分に気があると思い込んで多数のメールを送ると、それをネタに「ストーカーとして警察に相談する」と言い出し金を脅し取るやり方だとか。
彼女らにとってメールの規制もストーカーの条件になるとしたら、まさに渡りに船だ。
「この人痴漢です」と言われて多くの男性が泣いているらしい。
もちろん、実際にそんな行為をした男は罰を受けるべきだが、中には金を取るためにでっち上げる女もいるらしい。
女はか弱い存在で守ってやらなければと思ってきた私たちの期待に反して、ずる賢い女は世の中を堂々と生きているようだ。
ネタ元は東京スポーツ13/6/9号の3面より。
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