私の羽衣は何処へ架ければいいの?
2013年 07月 03日
舞い降りた天女が衣をかけたとされる「羽衣伝説」として有名だが、腐敗が進み、観光客の安全確保と松枯れの拡大防止のため、伐採を決断した。
高さ約10メートル、幹の周囲約5メートルの先代「羽衣の松」は、樹齢200~400年とも言われるクロマツ。1991年の台風の影響で幹に亀裂が入って以来、樹勢が衰え、内部の一部が空洞になっているという。
松周辺の敷地を所有する「羽車神社」の氏子総代会などは2010年、別の松を「新・羽衣の松」として“世代交代”した。その後、新芽が出なくなった》=13年6月22日08時34分 読売新聞=。
天女が舞い降りてきて、昔聞いた松の枝に羽衣を架けようとしたところ、そこには聞いてきた枝の形の松が無い。
松の枝に架けた衣が無くなり困っていた時に親切にしてくれた地上の人間と結ばれた話に憧れて天界から降りてきたのに、衣を架ける枝が松の樹が見当たらない。
「あの天女に騙された」。
怒り狂いすぐに天空へ舞い戻った天女は話をしてくれた天女に一発食らわせた。
我々の知らないところでそんな揉め事が起きるかもしれない。
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