刑務所の給食も民間委託
2013年 10月 14日
4か所の刑務所などで委託契約を結び、その後、全国の施設に広げる。
運営費の削減に加え、雇用や食材の購入を通じて地域活性化にも貢献するのが狙いで、周辺の学校や社会福祉施設への給食の配送も検討している。
‥‥略‥‥
刑務所での給食は、現在は受刑者が自ら作っているが、受刑者数の減少や高齢化の進展で、調理担当者の確保が難しくなっている。衛生管理も不十分になりがちで、食中毒も起きている。今回の委託には、受刑者の生活環境を改善する目的もある》=13年10月13日23時25分 読売新聞=。
民営刑務所化がどんどん進められていく。
支払う金額によって食事内容にも差が出るのだろうか。
金の無い受刑者は「一汁一菜」、大金持ちの受刑者は朝からステーキやウナギを食べられるのか。
贅沢な食事をした事の無い私には他に浮かぶ高級な食べ物は無いが。
さて、給食業者から派遣されるのは複数になると思うが、その身元確認は業者任せなのだろうか。
受刑者の関係者が潜り込んで禁制品を渡すとか脱走の手助けをするといった事態は起きないのか。
常識で考えれば問題点は事前に検討されていると思うが、何しろ官庁のやる事だから完全に信用するのも‥‥‥‥。
受刑者が各種作業を行うのは出所後の就職支援という意味もあると思うが、もはやそんな事は関係なくなったのか。
次々に実施される民間委託や民営化。
国民生活を「経営合理化」からのみ考慮していると、この国の民は将来が暗くなりそうだ。
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