新しい支配者は常に生まれる
2014年 04月 28日
記念式典でズマ大統領は「自由はタダではなく、血と涙によって達成された」と反アパルトヘイト闘争での犠牲を悼んだ。「人々の暮らしは毎年、多大な進歩をしている」と誇った。
1994年の総選挙では、闘争の中心だったアフリカ民族会議(ANC)が圧勝し、ネルソン・マンデラ氏が黒人初の大統領に就任した。
以来、ANCは政権の座にあるが、近年では深刻な汚職が指摘されている。国民間の格差は、世界最大に達し、ANCへの失望も広がっている》=14年4月28日03時35分 アサヒサイト=。
人も流行も絶頂期にあると誰も批判をしない傾向がある。
正当な批判も支持率が高ければ黙殺される。
マンデラも後期には親族の問題でそこそこ噂も出ていたようだ。
私達の知らない偉大な人物の実像がある。
功績が大きければ人々はその陰にあるモノを見ない。
それは後になり光を浴びることで明らかになってくる。
かつての支配者白人に収奪されていた富は、マンデラ達の勝利でいったん分配される可能性を見せたが、次には黒人の中で支配・被支配が生まれ富の集中が始まる。
「永久革命論」の正しさは証明される。
一部に「ユダヤによる世界支配」説がまたぞろ取り上げられているが、ユダヤ人が世界を支配してもそこではまたユダヤ人の中での支配・被支配が起こり、内部抗争が始まる。
アシュケナジーがスファラディーを支配する現在のイスラエルのように。
歴史の繰り返しはいつ止まるのだろう。
欲望のある限りそれは永遠に続くのか。
宗教家になった海つばめは人類の救済をできるのか?。
煩悩の固まりの存在である海つばめには無理な注文のようだ。
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