北朝鮮は「騙し」の国家か?
2014年 06月 03日
「それを言っちゃあ お終いよ」って言うのは誰の台詞だったかな、外交交渉の途中で相手国から「騙される」なんて懸念を表明するのは非常識ではないか。
過去にそういう経緯があったとしても、それは交渉当事者の胸の内に秘めておく事だと思うが。
石破にそんな慮りを求めるのは無理なのだろうが、少なくとも政治家という仕事、そして政権与党の幹事長なら配慮した発言が必要だ。
ところで、また日本政府の「詰めの甘さ」のようなものが出ているようだ。
拉致被害者の再調査に付いて、「制裁解除」の時期は北朝鮮が調査開始した時点なのか、ある程度結果が見えた時かという問題を詰め切っていなかった。
常識で言えば、調査結果が報告されてそれがどのような結果なのかを精査した後に解除となるが、それが曖昧なままに話し合いをしていたのか?。
さて、拉致被害者の再調査の合意に含まれている「人道目的の北朝鮮籍の船舶の入港禁止解除」に「万景峰(マンギョンボン)号」が含まれる含まれないも新たな難問になりそうらしい。
日本側は「阿吽の呼吸」でいきたかったのだろうか。
「北の悪いようにはしないから」という腹づもりだから明確にしなかっのか。
ところで、「万景峰号」が日朝間を頻繁に往復していた頃、税関は船に乗り込んでいたのだろうか。
政治家の圧力とか大勢の抗議とかがあってそれが出来なかったとすると、色々な禁制品や違法品が密かに輸出・入されていたと思われるが。
にほんブログ村 ←ランキング用です、よければ地雷を踏んでみてください。