でも未就業者はいる
2014年 07月 11日
25年には、1947~49年に生まれた「団塊の世代」が75歳以上になる。堺屋氏は、高齢化が一段と進む事態に備えて、「外国人の活用や産業構造の変革など色々な改革が必要だ」と主張した。
竹中氏は「人口減少で労働力が足りなくなり、今のような社会保障制度は維持できなくなる」と警告した》=14年07月11日 06時56分 読売サイト=。
日本全体の産業が衰退して行く中、高齢者化にどれだけの問題があるのだ。
若年者の就職口が無いのなら、当たり前のように高齢者に働き口があるわけが無い。
堺屋とか竹中が過去にどんな大口を叩き、それがどうなったのかを検証して欲しいものだ。
労働力不足は「人材派遣業」にとっては金儲けの機会だ。
ここで、急に思い出した。
私は豪邸を自前で建てた事は無いのだが、家を建てる仕事をしていた会社に関係した事がある。
そこでは注文が何件か重なると大工は複数の現場を掛け持ちする。
どこの建築現場でもそうなのかは知らないが、戸建ての現場に4、5人いたり、1人の時がある。
作業の順序によっては複数の大工が同じ現場に入ると邪魔になるというのも考えられる。
しかし、それだけではなく、複数の現場を受注する事で儲けを上げようとしているようだ。
パソナもそのようなやり方をし始めるのではないか、なにしろ労働力不足を言われたら企業としてはそれに従わざるを得ないのだから。
まあそんな事は私に無関係だからどうでもいいが。
堺屋や竹中が「高齢化と労働力不足」を吹聴するたびに、「ニート」、「無職」の肩書きのついた若者の存在がクローズアップしてくる。
労働力不足ではない、未就業者がいるのだ。
若年層が働く意欲が湧く様な施策を考えるのも「産業競争力会議」の役目じゃないのか竹中!!。
自分の懐を潤わせる事だけを考えるなよ。
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