売れているのか都心のマンション
2014年 11月 28日
売り主がCM料を払うのではなくテレビ局が取材したという格好でやる、あれだ。
売り出す前のマンション外観を3Dで見せる方式で、購入希望者のマウス操作によるのは初めてらしい。
それがどうしたという感想しか持てなかった。
次に、キッチンが「隠れる」というのが売りらしいマンションの紹介。
戸の開閉でキッチンを隠すのだろうという予想はほとんど合っていた。
「化粧棚」とかいう部分の横にあるスイッチを押すと、その棚が上下に分かれて中から現れたのがキッチン。
確かに隠れていた。
で、停電したらどうなるのか?、開いている時にはいいが、閉まっている時に使いたいと思っても扉が開かない。
調理が出来ないから飯抜きか?。
水も飲めない‥‥それはトイレや風呂にも付けられているから大丈夫だ。
棚の下半身じゃない下半分は完全に隠れるわけではないので、キッチンの下に台所用品や洗剤を納める場所がない。
快適さは必ずしも便利さに直結しないという好例のようだ。
さて、最後は横浜市磯子区に建てられている小高い山の上の高級マンション。
10分ほど登らなければ到達出来ない場所だが、そこは抜かりなく麓に設置されたエベーターを使う。
以前はエスカレーターが設置された似たようなマンションを見た記憶がある。
一階からの景観も最高だと紹介される。
確かに横浜の街が一望出来る、ということは上階にいくほどさらに景観度はあがっていく。
さて、ここも停電になれば入居者はヒーヒーハーハー言いながら坂道を上ることになる。
健康にはそちらの方がふさわしいと思うが。
特段珍しいマンションでもないのに取り上げているのは、売れ行きが悪くなっているから業者に頼まれたのか?。
それでも制作協力費はふんだくっているだろうなテレビ局は。
高級マンションとは縁もゆかりもない貧乏人のヒガミが書かせた記事だと笑って読んで欲しい。
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