連続青酸事件にコバンザメ商法
2014年 11月 30日
これを受けて同日、大手出版社の文芸春秋が「小説が事件を予言していた! 黒川博行『後妻業』にご注目ください!」というタイトルの異例のプレスリリースを発表した。
同社が刊行した『後妻業』は黒川氏の直木賞受賞第一作で、受賞直後の8月に単行本で発売された。69歳の小夜子は結婚相談所で妻に死なれた金持ちの男を探して結婚。しかし男は次々不審な死を遂げ、小夜子は遺産を相続する。この手口を「後妻業」としてフィクションで描いた。
リリースによると黒川氏は、こうした事件が全国に頻発していることを知り、取材を行い小説化したという。初出は別冊文芸春秋「2012年3月号~2013年11月号」で、参考文献として『木嶋佳苗法廷証言』(宝島社)や、2002年に逮捕された『黒い看護婦 福岡四人組保険金連続殺人事件』(新潮社)などが上がっているところを見ると、それらの事件もモチーフになっているものと思われる。
『後妻業』は大阪の羽曳野、門真、藤井寺など実在の地名が舞台となり、小夜子の遺産相続の節税術や小夜子に遺産をもぎ取られた遺族の逆襲がリアルに描かれている。
本のオビには「爺(じい)を騙(だま)すのは功徳(くどく)や」とある。「事実は小説より奇なり」か、あるいは「小説は事実より奇なり」なのか。》=14年11月20日 ブックアサヒコム=。
朝日新聞系のサイトで上記の記事を見つけた。
どこかで聞いた噂を突き詰めて取材した小説家の洞察力には感心するが、それがまた起きたのを好機として捉えたかのように本の宣伝をする文芸春秋のあざといコバンザメ商法には呆れ返る。
今年の3月ぐらいには地元で連続不振死の噂が立ったらしい。
小説は12年に発表されそのヒントは、木嶋佳苗ほかの事件のようだ。4月頃には複数のブログ等でも取り上げられ、「連続殺人」だとネットではさわぎになっていたようだ。
その頃にこの小説を取り上げ、ひょっとすると向日市の事件もという視点で書いていたのなら批判もしないが、ここまで騒ぎになってから我が社で発行した小説にはなんて宣伝するからコバンザメ商法だと言われるのだ、言っているのは私だが。
つい2、3日前に「サイコパス」というのをテレビ番組で解説していた。
罪悪感を持たないで犯罪を重ねるらしい。
まだ殺人犯だと決まったわけではないが、夫が死んですぐに結婚相談所に相手を見つけに行く、夫の死体が合った場所に寝転んで平然と状況を説明する。
動揺した態度を見せることもなく取材に来た記者に応対する。
仮に犯人ではなくても通常の精神はしていないと思われる。
昔から家系の絶えた家に乗り込んで財産を奪うというのはあるらしいが、それが広がってきたのか?。
明治維新でも大勢の死者が出たり、戦火を逃れて故郷を捨てたままの人が多かった。
私は親族だと名乗って空き家に入れば他人は疑問を持っても否定は出来ない。
ある研究家によればそれは昔から行われてきたとされている。
昔々に読んだ本なので研究家の勘違いなのか偏見なのかは判らない。
今日も眠れなくてこんな時間に記事を書いてしまった、昼間寝ているからそうなるのも仕方ないのかな。
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