喋るほど 尻尾の出る 国務省
2015年 12月 05日
トルコ政府が密輸に関与しているなどとするロシア政府の主張を否定したものだ。
国務省高官は記者団に「『イスラム国』の支配地域とトルコの間で大規模な密輸は行われていない」と述べた。トルコ政府による取り締まりや、輸送ルートを標的にした有志連合の空爆の成果との見方を示した。現在は発電や車両の燃料として多くが「イスラム国」の支配地域内で消費されており、一部がアサド政権側にも渡っているという。
米軍は11月から「イスラム国」の原油輸送ルートに対する空爆作戦を強化。米中央軍のライダー報道官は4日の記者会見で「原油を収入源として利用する『イスラム国』の能力は急激に弱体化している」と語った》=15年12月05日 18時28分 読売新聞=。
有志連合はいざ知らず、アメリカはタンクローリーへの空爆は民間人が犠牲になるという理由でやって来なかった。
ロシアがローリーを攻撃し始めてからその尻に付くように空爆を始めた。
まさにアリバイ作りだ。
有志連合が空爆開始以来、石油ルートを攻撃していればイスラム国にも多大な被害を与えただろうがそれはなかった。
つまり、イスラム国には痛手となっていなかった。
「イスラム国の能力が急激に弱体化」したのはロシアの空爆とクルド軍、イラク軍の反転攻勢が開始されたからではないのか。
アメリカの「手柄は我々のもの」的言い回しは嘘だと言える。
いまだに「世界の警察」という立場なのか、アメリカの国際的立場を良く見せようと高官が喋るほど尻尾が隠しきれずに表に出てくるようだ。
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