二重対応
2015年 12月 16日
‥略‥
15日、国連の仲介によってスイスのジュネーブで始まった和平協議では、「フーシ派」の首都サヌアなどからの撤退を求める国連安保理決議などについて話し合われると見られます。また、和平協議が始まったことを受け、イエメンでは7日間の停戦が発効しました。
イエメンの内戦ではこれまでに6000人近くの死者が出ており、国連は停戦期間中に食料や医薬品をイエメン国内に届ける準備をしているということです。》=16日02:42 TBSニュース=。
倒したい目標がいる場合は、というか、何らかの利権を獲得するために打倒すると決めた時には金と武器を支援して内乱状態にしてしまうか、反政府運動を起こさせる。
古くから使われてきた手法がいまだに幅を利かせている。
内乱となれば政府派は治安回復の手段をとる。
それを口実に「人権抑圧」をしていると主張して批判する。
近年ではリビアやエジプト・シリアで起きている事だ。
現象としては反政府派と政府派の抗争になるイエメンとシリア。
シリアで和平に向けて国連は何をしたのか、全く見えて来ないし聞こえて来ない。
国連がかつての西欧、特にアメリカ、イギリスの指導下にあると言われる所以だ。
ヨーロッパ帝国の中東・アフリカ・南米侵略の跡始末が出来ていないのに、いまだに反省もなしで影響を持とうとする諸国。
シリアでは何も動かず死者が出るに任せているような国連、存在意義があるのだろうか。
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