シリア難民はなぜ戦わない
2016年 01月 16日
ドイツの首都ベルリンでは14日夜、難民31人を乗せたバスが首相府の前に到着し、現場は警察官や報道陣など ‥略‥このバスは、ドイツ国内で難民を最初に受け入れる地点となっているドイツ南部の町の代表らが用意したもので、メルケル首相の難民受け入れ政策に抗議するためにシリア難民たちを連れてきたとしています。
町の代表によりますと、これまでにも電話や手紙で受け入れる人数を制限するよう首相に直接訴えてきたということで、「町に来た難民には宿泊場所を提供するなど人道的な対応をしてきたが、これ以上増えると受け入れるのは難しく、町は限界にきている」と訴えていました。‥略‥
ドイツには、去年1年間だけで100万人を超える難民や移民が入国していますが、大みそかに難民が起こしたとみられる暴行事件などをきっかけに、難民や移民の受け入れに寛容な政策を続ける政府に対する不満が高まっています》=1月16日 10時26分 NHKニュース=。
前々から考えていたのだが、シリアからの難民はシリアでISと戦う気力は無いのか。
外国へ逃げても迫害される、子供達は飢える、それなら、シリア国内て゜ISと戦うというのも一つの選択だと思うが。
100万単位の難民のうち半数が大人だとして、そのうちの5割がISと戦えばかなりの戦力になるはずだ。
国外へ逃れれば生命は助かるという思いがあっても、結局は多くの人命が失われている。
そして、幼い子供達の命も奪われている。
シリアで男達が戦う事で子供達の生命は守れたかもしれない。
戦いで物事は根本的に解決しないけれど、一方的に攻撃を仕掛けてくる理不尽な勢力には反撃も必要だと思う。
そして、客観的に判断する必要もあるだろう。
アラブ・イスラム世界への非道な攻撃・抑圧を批判しながらアラブ世界に存在する「イスラエル」へは攻撃をしない。
ロシアが空爆した直後から、フランスが空爆に参加した直後からISの反撃は始まったというのに、アフガニスタンで、エジプトで、そしてその他の中東諸国で白人文明の支援を受けた国家がアラブ人を抑圧して来たのを傍観していた。
パレスチナのハマスはイスラエルの攻撃を受けるパレスチナ人の側で戦っている。
レバノンでイスラエル、ISはそのハマスを攻撃している。
各地域で立ち上がっているISという図式が正しければ、レバノンでイスラエルでISへの抵抗が起きているはずだ。
彼等が自己の意思で立ち上がっているのなら‥‥。
なぜ、シリア難民は反I S闘争に加わらないのか?。
そこには「大人の事情」というのが潜んでいるのだろうか。
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