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真贋を問い疑問に感じた事を口に出したい


by neruumitubame

手柄は我等がもの

《ニューヨーク(CNNMoney) 過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が戦闘員に払う「給与」を半額にカットしていたことが20日までに分かった。ISISから流出した文書で明らかになった。

ISISはイラクとシリアの占領地域で「政府」のような機関を運営し、2週間ごとに戦闘員に給与を支払っている。米議会調査局によれば、戦闘員の月収は400~1200ドル(約4万7000~14万円)。加えて妻1人当たり50ドル、子ども1人当たり25ドルの手当てが付く。

しかし米軍率いる有志連合が攻勢を強める中で戦闘経費がかさみ、以前のような給与が払えなくなったとみられる。

ISISについて調べている研究者は、ISISが首都と称するシリアの都市ラッカの関係者から同組織の覚書を入手。そこには「イスラム国が直面している特異な状況に鑑み、全ムジャヒディン(イスラム聖戦士)に支払う給与を半分に減らすことを決めた。この決定は職位を問わず、例外は認めない」と記されていた。

給与カットの理由には言及せず、今後も月に2回の支給は継続すると明記している》=cnn.co.jp 16.01.20=。

 いよいよ戦費に窮して来たようだ。

 戦線拡大は戦費拡大につながるのは必然。

 どのような手段で徴収していたのかは知らないが、徴収していた税金も全ての住民から取り立てが出来たわけではないだろう。

 CNNも書いているように空爆による圧力がI Sを追い詰めた。

 「有志連合はISISの石油関連施設を狙った空爆を強化。ISISが石油から得る収益は大幅に減っているという」=同=。

 アメリカの空爆が「石油関連施設」に多大な被害を与えていれば、宣伝効果抜群な施設の炎上風景が大きくマスコミに流されるはずだと思う。

 それが無い中で、給与削減が実施されたとすると、有志連合による空爆効果よりロシアによる空爆効果だろう。

  それにしても、さすがはアメリカのメディア、戦果を自分達の手柄にするという手法はお手の物だ。

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by neruumitubame | 2016-01-20 15:21 | 国際